奇跡の香料「龍涎香」のおはなし

長い長い旅を経て、奇跡の香りへと変容する龍涎香。今日は少しだけ詳しくお話してみます。

1、龍涎香とは?

龍涎香の発見

2018年2月、「沖縄県内で龍涎香が発見された」との情報が入りました。わたしたちはただちに現物を入手し、鑑定。その結果、まぎれもない本物の龍涎香であることがわかりました。

奇跡の香料「龍涎香(アンバーグリス)」

龍涎香(アンバーグリス)は、マッコウクジラの腸内に発生する結石です。古来より香料や薬として珍重されてきました。その多くはマッコウクジラの体内から排出された後に海面を漂い、海岸に漂着したものであり、日本でも沖縄、和歌山の海岸部で発見されたとの古い記録が残っています。

現在では人工合成されたものが出回っていますが、天然の竜涎香はその希少性、香りの高さから非常に支持されており、2006年オーストラリアでの発見時には1gあたり20米ドルで取引されています。

竜涎香が出来るまで ~内臓の防御機能の産物~

マッコウクジラは、イカやタコを主に捕食していますが、消化できないクチバシ(からすとんび)の部分は四番目の胃に貯められ、嘔吐されて消化系から排除されますが、稀に腸へ入ってしまうことがあります。

尖ったクチバシは腸を刺激し、腸からは特殊な油が分泌され、異物であるクチバシにまとわり付きます。何年もの時間をかけて油の層が重なり、真珠のように大きくなっていってできたものが竜涎香です。鋭いクチバシからクジラの内臓を守ろうとする防御本能の産物と言われています。

龍涎香の歴史

龍涎香はマッコウクジラだけが生産できる物質で、何世紀にもわたって使われてきました。龍涎香の化石は175万年前のものが発見されており、何千年も前から中東、欧州、アジア各国で、媚薬、性欲促進薬、健康増進、妊娠促進のための<薬>としても用いられてきました。

中国では、神経や心臓の不調に効果がある漢方薬としても珍重されてきました。
日本では室町時代の書物に竜涎香の記述があり、この頃香料として伝来したのではないかと推測されています。

龍涎香は比重が軽いため海面に浮きます。非常に希少で高値で取引されることから、
「浮かぶ金塊」などと呼ばれてきました。日本(特に琉球)は、世界一の竜涎香の産出国とされてきました。

琉球王朝には龍涎香を探す文化がありました。

  • 多くの住民に見せることで啓発する
  • 拾得者には褒美を与える
  • 拾得時には役所に届け出ることを義務付ける

等、国をあげて竜涎香の収集につとめていたことがわかります。

収集された龍涎香の多くは、海外輸出されていました。1600年代から1700年代にかけて、輸出数の記録がたびたび文献には現れており、琉球王府にとって竜涎香が非常に高い経済的価値をもつものとして捉えられていたことがわかります。

 

 

2、龍涎香で期待できること

バリバリーの製品を実際に使用して頂いた臨床家から、次のようなフィードバックを頂いています。

  • 「性腺刺激ホルモンの活性化」と「視床下部の緊張緊張緩和」の効果が見られる
  • 内臓がゆるむ
  • 皮膚がゆるむ
  • 緊張感をとく
  • 異性の恐怖心などから無意識につくってしまう壁を取り払う

 

 

3、文献等のエビデンス

龍涎香の効果・効能1

◇株式会社カネボウ化粧品による調査研究(2013年)

竜涎香に含有される主要香気成分のひとつであるテトラノルラブダン オキサイド(tetranorlabdane oxide)について心理・生理的評価を試み、この香気成分 には、

  • ストレスを軽減させるリラックス効果が期待できること
  • その香りをつけている人物の表情が他人 から見て“親しみやすい”印象と評価される傾向がある

ことを確認しました。(カネボウ化粧品プレスリリースより)

龍涎香の効果・効能2

◇漢方医学的視点

中国では、紀元前2000年の昔から「万病に効く万能薬」として流通していました。
漢方医学の世界では、竜涎香は「固まったものを溶かし、流す」作用があるとされ、

・咳
・気逆(気が上がったままで下がらなくなる状態)
・胸や腹の痛み
・排尿障害
・意識障害
・神経や心臓の不調

などに用いられています。

龍涎香の効果・効能3

◇中東、西洋の医学的視点

文献から以下の使用例が見られます。

  • アラブ人の医師は心臓、大脳の治療に使っていた。
  • アラブ人の売買人は媚薬として評価していた。
  • イランの医師が不妊治療の薬として用いていた。
  • ペストの流行時に、竜涎香を入れたポマンダー(小さなペンダント)を胸にして、時々吸って疫病を逃れた。
  • スペインの医師は、てんかん、偏頭痛の薬として使用し、金の2倍の価格と記録している。
  • 16世紀以降、竜涎香は香水、媚薬としての使い方が定着してきた。
  • 王族の間では、健康増進薬としても重用された。

竜涎香の効果・効能4

◇ホメオパシーの観点

龍涎香はホメオパシーのレメディとしても用いられています。

  • 早発性痴呆、神経衰弱、老年痴呆、精神神経症、気おくれ、臆病
  • 些細な原因で震えたり、困惑したり、興奮したりする
  • 迷走性の症状

に効果があるとされています。

 

 

4、お客様からの感想

バリバリーに寄せられた感想を、一部ご紹介します。

 

・「これ、、、モテるのは確かだな・・・」
→詳しい感想はこちらから

・『魔法のようなエロスの香り』が、現世に蘇るのかもしれない!
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・枯れかけた花に水が沁み込むように生命力が与えられているのがわかる。
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・凝っているところにも塗ってると…
→詳しい感想はこちらから

・動物的直感が目覚める感覚?
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5、使用方法

 

数滴指先につけて使ったり、数滴落とした後に、キャリアオイルを塗ったり。量をとることより、触れることが大事なのではないかなと考えています。

龍涎香は、つけた方によっても反応が色々とあります。あなただけの反応、変化、変容を是非教えてくださいね。

 

◇リンク先

■龍涎香について
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