龍涎香(りゅうぜんこう)とは?

愛知医科大学非常勤講師
神保太樹先生の学術コメント

 

アンバーグリスとは日本語にすると龍涎香(りゅうぜんこう)といいます。
これはマッコウクジラの腸内分泌物が発酵および酸化したものと考えられており、
品質にもよりますがきわめて高貴かつ独特なにおいがします。

品質としては、俗にホワイト、ブラウン、ブラックという三種類の区分がありますが、
ホワイトが最も高品質であり、ブラックが最も低品質といわれています。

特にブラックには糞臭があり、そのため香水などに用いるのは難しい側面もあるようです。

これら品質がなぜ変わるのかといえば、個体差の問題もありますが、最も大きな違いは、海をただよったかどうかであろうと推察されています。

 

投稿者プロフィール

アンバーグリスジャパン
アンバーグリスジャパン
アンバーグリスジャパンでは各業界の価値のわかるお仲間の方と共に丁寧に竜涎香文化、環境意識ともに広げて行きたいと思っています。
貴重な竜涎香を年間通じて確保、また日本で竜涎香が活用されていくための特許出願も順次進捗中です。
共に広げていきたい企業、団体様お声がけください。