龍涎香と脳波——EEG測定が示した瞑想・集中への可能性

河野貴美子先生(工学博士/一般財団法人国際総合研究機構 副理事長)のご協力のもと、龍涎香製品が脳波に与える影響についてEEG測定を実施しました。

測定概要

  • 被験者:男女4名
  • 条件:安静、音楽、暗算(ストレス負荷)、フレグランス(龍涎香アンバーフレグランス/ラベンダー精油)、龍涎香オイル(舌下摂取)
  • 解析:α波振幅、Fp2/O2比(前頭部・後頭部アルファ波比率)等

主な結果

1. 龍涎香オイルのFp2/O2比が全条件中で最高値を記録

Fp2/O2比は集中・瞑想的状態の指標とされています。龍涎香オイル(舌下摂取)はこの値において、ラベンダー精油や暗算中の数値を上回りました。一方、α波振幅はラベンダーが優位であり、両者の脳への作用は質的に異なることが示唆されました。

河野先生はこの状態を「眠っているわけではないが、深く静まっている」と表現されています。

2. フレグランスによるストレス後のα波回復

暗算負荷後に低下したα波が、フレグランス使用により比較的速やかに平常時水準へ回復する傾向が確認されました。

3. 嗅覚と経口摂取の作用差

フレグランス(嗅覚)とオイル(舌下摂取)では脳波への影響パターンが異なり、経口摂取による体性感覚的な刺激が瞑想的状態の形成に寄与している可能性が考えられます。

留意点

被験者4名のケーススタディであり、統計的な一般化には追加検証が必要です。解釈には被験者の主観的報告も加味されています。


詳細なレポート画像・トポグラフを含む記事はこちら:
瞑想に効果的な龍涎香?——脳波データが示したこと(バリバリーブログ)

投稿者プロフィール

アンバーグリスジャパンライター
アンバーグリスジャパンライター
遥か彼方の海を漂い、数十年、時には100年以上の時を経て砂浜へと辿り着くミステリアスな香料「龍涎香(アンバーグリス)」。

私たちは、この「香りの王様」に魅せられ、日本国内での鑑定・普及活動を行っています。一見するとただの石やゴミに見える塊が、実は至高の香りを秘めた宝物かもしれない——。そんな海からのラブレターを読み解くお手伝いをしています。

ブログでは、鑑定の裏側や龍涎香の歴史、そして奥深い香りの世界を、少しのユーモアを交えてお届けします。